米生保買収を発表する明治安田生命保険の殿岡裕章副社長=24日、東京都千代田区【拡大】
明治安田生命保険は24日、米中堅生保のスタンコープ・ファイナンシャル・グループを買収すると発表した。買収額は約50億ドル(6200億円)で、国内生保としては今年2月に第一生命保険が米中堅生保プロテクティブ生命を5750億円で買収した額を上回る国内生保最大規模の買収となる。明治安田は買収をてこに米国事業の本格展開に乗り出す。
明治安田はスタンコープの全株取得を目指す。買い付け価格は、現在の同社の株価に5割上乗せした1株当たり1万4375円。買収後にニューヨーク証券取引所への上場は廃止となる。買収資金は、手元資金を活用する。
同日会見した明治安田の殿岡裕章副社長は「グループ事業を分散し、安定的に成長できる」と買収の意義を強調。来年度までに海外でのM&Aに2500億円を投じる計画だったが今回、計画を大幅に上回る買収金額となったことについては「株高で配当金が増えており問題はない」(荒谷雅夫常務執行役)とした。