米生保買収を発表する明治安田生命保険の殿岡裕章副社長=24日、東京都千代田区【拡大】
スタンコープは、米オレゴン州に本社を置く中堅生保。現在の時価総額は約4000億円で、売上高に相当する保険料等収入は年約2400億円。生命保険事業の中でも団体保険に強みを持ち、団体定期保険では全米でトップ10に入る。
米国の生保市場は、保険料等収入の合計額が年5300億ドル(約65兆円)と世界全体の2割強を占める最大市場で、2位の日本(42兆円)を大きく上回る。米国は、なお人口増が続いており、人口減少で将来的な市場縮小が見込まれる日本とは対照的に、今後も市場の拡大が見込める。
明治安田は、海外でタイ大手の「タイライフ」など5カ国6社に出資しているが、株式の過半数以上を取得したケースは今回が初めて。
これまでの出資で蓄積したノウハウも活用し、保険の最大市場である米国市場で収益拡大を目指す。