明治安田生命保険が30日発表した「夏に関するアンケート」によると、夏休みに使うお金は、前年比4405円増え、8万9296円と3年連続で増加したことが分かった。調査を開始した2006年以来、過去最高の金額という。
同社では、「夏のボーナスが増えたことで、消費に回す動きが出てきた結果」と分析している。
また、関東、近畿、東海の「3大都市圏」は9万6988円(昨年は9万4409円)、「その他の地方」は7万2243円(6万3769円)と、昨年に比べ、地方と都市圏との金額の差が5895円縮まったといい、「地方にも景気回復の波が届き始めた可能性もある」としている。