電子部品商社の黒田電気が今月21日に開く臨時株主総会で、村上世彰氏ら4人の社外取締役選任を問う議案に対し、米国の議決権行使助言会社、インスティテューショナル・シェアホルダー・サービシーズ(ISS)が賛成を推奨したことが7日分かった。経営側は反対を表明しており、採決の行方が注目される。
ISSは投資家向けリポートで、村上氏ら4人の選任は「本質的な議論ができていない現在の取締役会に、業界の状況やバランスシートの管理についての新たな洞察をもたらすだろう」などと指摘した。
ISSのリポートによると、黒田電気は今年3月時点で外国人株主比率が44%と高い。旧村上ファンド関係者が運営する投資会社のC&Iホールディングス(東京)などは6月、黒田電気に臨時株主総会の開催を請求し、村上氏ら4人を社外取締役に選任するよう株主提案していた。