APP幹部らとフタバガキ科の苗を植樹した国際熱帯木材機関のマ博士(中央)(長谷川周人撮影)【拡大】
世界最大の生産能力を持つ総合製紙メーカー、アジア・パルプ・アンド・ペーパー(APP)が11日、インドネシアのスマトラ島リアウ州で、この土地に自生するフタバガキ科の苗木1万本を植樹するプロジェクトを始めた。
植樹は昨年10月、同地を訪れた植物生態学では世界的権威の宮脇昭・横浜国立大学名誉教授の呼びかけで実現した。APPは今後、同社が取り組むインドネシア国内で100万ヘクタールの森林を保護・再生する計画と並行してフタバガキ科の植樹を進める。
11日の植樹では、インドネシアの林野省が管轄する森林調査開発機関の幹部とともに、政府間機関である国際熱帯木材機関(ITTO、本部・横浜)の森林経営部プロジェクトマネージャで、韓国出身のマ・ファンオク博士も参加した。同博士は「APPの森林再生活動を歓迎する。我々は今後、パートナーとして活動をバックアップしたい」と協力を約束。国際的に認知された植林事業の実現を目指すAPPを支援する考えを表明した。(ジャカルタ 長谷川周人)