損保各社、訪日客の旅行保険に照準 海外事業強化へ欠かせない存在に (1/3ページ)

2015.8.20 06:20

中国からの団体客らでにぎわう免税店

中国からの団体客らでにぎわう免税店【拡大】

 東京海上日動火災保険が来春にも、日本を訪れた外国人観光客専用の海外旅行保険を投入することが19日、分かった。海外旅行保険の主なターゲットは海外に行く日本人だが、2020年の東京五輪に向け、増加が見込める訪日客に目を付けた。損保各社は海外事業を強化しており、訪日客を取り込み、自社ブランドの浸透を加速したい考えだ。

 東京海上は1日付で経営企画部内に「オリンピック・パラリンピック室」を新設。国内外でのブランド戦略や訪日客向けの保険・サービスを通じた「おもてなし」に取り組んでいる。

 新商品はこの取り組みの“目玉”の一つで、日本国内でけがや病気をした場合の治療費を補償する。

 電話で、訪日客から英語や中国語で症状や希望する病院を聞き取り、手配する。訪日客がよく利用するスマートフォン向けアプリと連動するなどし、保険未加入のまま入国した訪日客に加入を呼びかける。

高額の医療費を支払えずにトラブルになるケースも

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