--安全対策上で重視する指標は
「航空事故ゼロ、重大インシデント(事故につながる恐れのあったトラブル)ゼロだ。お客さまのけがも限りなくゼロに近づけたい。当社は『輸送分野における安全のリーディングカンパニー』を掲げている。異業種の対策も参考に、安全面で頼られる企業になる必要がある」
--6月以降は重大インシデントが相次いだ
「7月にはシンガポールのチャンギ国際空港で滑走トラブルがあった。担当役員らには不具合そのものより、不具合が起こる背景を突き止めることが大切だと強く言っている。大事故になる前に予防しなければならない」
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【プロフィル】佐藤信博
さとう・のぶひろ 1969年日本航空入社。羽田整備事業部機体整備部長、執行役員整備本部長兼JALエンジニアリング社長、専務執行役員などを経て2014年4月から現職。安全に関する同社の施策を担う「安全統括管理者」を務める。大分県出身。