黒田電気の臨時株主総会の会場に入る株主ら=21日午前、大阪市淀川区の同社大阪本店【拡大】
しかし、村上氏側は黒田電気の対応を「付け焼き刃的」と批判した。村上氏らの提案という“プレッシャー”がなければ、配当性向の拡大は実現しなかった、との印象を株主に与えた可能性がある。
さらに、村上氏側は「(業績に比べ)株価が低迷している。12年12月の転換社債型新株予約権付社債(CB)の発行で株式価値が希薄化した。
ファイナンスを理解していない」などと、あらゆる角度から経営陣を批判。松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは「提案に賛成した40%は短期的利益を期待したのだろう。こうした支持を背景に、C&I側はしばらく経営陣に要求を続けていくのではないか」と指摘した。