東芝、有価証券報告書の提出再延期 新たな問題発覚…社長またもや謝罪 (2/2ページ)

2015.8.31 20:44

有価証券報告書の提出期限延長(再延長)に関して会見、礼をする東芝の室町正志社長=31日午後、東京都港区(三尾郁恵撮影)

有価証券報告書の提出期限延長(再延長)に関して会見、礼をする東芝の室町正志社長=31日午後、東京都港区(三尾郁恵撮影)【拡大】

  • 第176期有価証券報告書の提出期限延長(再延長)に関して会見する東芝の室町正志社長=31日午後、東京都港区(三尾郁恵撮影)
  • 第176期有価証券報告書の提出期限延長(再延長)に関して会見し、礼をする東芝の室町正志社長=31日午後、東京都港区(三尾郁恵撮影)

 問題発覚前は、27年3月期連結決算の最終損益は1200億円の黒字と予想していたが、21年3月期から26年4~12月期に計2130億円の利益の修正が必要なことが判明。8月18日、税引き前利益が272億円だった22年3月期は100億円の赤字になったと発表していた。

 仮に、7日までに再延期された有価証券報告書の提出が17日になってもできなければ、東芝は上場廃止になる可能性がある。

 室町氏の社長続投など新体制を決める臨時株主総会は、従来の方針通り9月末ごろに開催する予定だ。

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