住宅10社、中古物件流通促進へ連携強化 年1万棟成約目指し組織刷新 (1/4ページ)

2015.9.7 06:34

日本の住宅市場は「新築偏重」で、今後、中古住宅の流通が課題となる=千葉県習志野市の住宅街

日本の住宅市場は「新築偏重」で、今後、中古住宅の流通が課題となる=千葉県習志野市の住宅街【拡大】

 積水ハウス、大和ハウス工業など住宅大手10社は、全国に計353万棟抱える戸建て住宅のストックをベースに、中古住宅の流通促進に向けた取り組みを加速する。10社とその傘下の不動産会社で組織する優良ストック住宅推進協議会(会長=和田勇積水ハウス会長兼CEO)が組織運営体制を一新し、各社の連携を強化したことを機に物件の仲介・成約数を拡大し、今後3年程度で年1万棟の成約を目指す。

 建物価格を明確に

 同協議会は良質な中古住宅の流通促進を目的に2008年7月に発足し、共通ブランド「スムストック」の中古住宅の普及に取り組んでいる。建物を躯体(くたい)50年、内装15年の償却期間(流通耐用年数)で評価する査定制度と、認定資格を持った住宅販売士が建物の査定から販売までを担当する独自のモデルを確立し、企業の垣根を越えて同ブランドの中古住宅の流通促進に取り組んできた。

 新年度入りした今年7月、加盟社持ち回りだった事務局を独立した専従の事務局として立ち上げるなど、組織運営体制を刷新したのを新たなステップとし、同ブランドの中古住宅の流通促進に一段と弾みをつける方針だ。

日本の住宅市場は新築の比率が高く、流通量全体に占める中古の比率はわずか…

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