日立製作所と日立ビルシステム(東京都千代田区)は7日、丸みを帯びたデザインで乗り心地の良さを追求したエレベーターの新モデル「HF-1」を開発したと発表した。世界的な工業デザイナーの深澤直人氏が監修を担当した。来春にも国内で納入を目指す。
新モデルは、籠全体からボタンに至るまで角を極力排除し、丸みがあるデザインを採用。人を包み込むイメージで圧迫感のない空間に仕上げた。
このほか見やすさを重視した縦長の液晶ディスプレーや、時刻に合わせて照明の色調を自動で変化させる機能なども搭載している。
今後、同社は2020年の東京五輪の関連施設やデザインにこだわりがあるオフィスやマンションなどに売り込んでいく。見積もり価格は15人乗りで1基4000万円程度。年間50~60台の販売を目指す。将来的には同モデルを国内販売台数全体の5~10%にする計画だ。