【サンフランシスコ=小雲規生】米アップルは9日、サンフランシスコで新製品発表会を開き、スマートフォン「iPhone(アイフォーン)6s」と「6sプラス」を発表した。新製品は指でタッチパネルに触れたときの力の強弱を感知する機能「3Dタッチ」を搭載することで操作性を向上。カメラにも新機能を搭載するなどして、買い替え需要の取り込みを狙っている。
12日から日米中など世界12カ国・地域で予約を受け付け、25日から販売する。米国での値段は「6s」が199ドル(約2万4千円)から。「6sプラス」は299ドルから。画面サイズは昨年9月に発売した現行の「6」や「6プラス」と同じ。
ティム・クック最高経営責任者(CEO)は発表会で「アイフォーンのすべてを改良した」と強調。新製品によってアップルがスマホ市場で存在感を発揮し続けることへの自信を示した。