なぜ?鳥取で“コーヒー戦争” 豊かな文化、今につながる“味の記憶” (3/5ページ)

2015.9.13 17:08

JR松江駅構内にあるスターバックスの店舗。松江の人気スポットのひとつになっている=松江市

JR松江駅構内にあるスターバックスの店舗。松江の人気スポットのひとつになっている=松江市【拡大】

  • 鳥取県第1号店のスターバックスコーヒーシャミネ鳥取店=鳥取市
  • 松江市の玄関口のJR松江駅。構内に今秋、ドトールコーヒーの進出が決まり、コーヒー戦争の機運が盛り上がっている
  • 平井伸治知事(中央)に鳥取出店を報告したマズバズジャパンの原拓也社長(左)、遠田兼人専務(右)=鳥取市の県庁
  • マズバズがオーストラリアで展開しているドライブスルー型の店舗(マズバズジャパン提供)

 今年5月23日にスタバが鳥取第1号店をオープンさせた際には、地元喫茶店らが中心になって「鳥取珈琲文化振興会」を立ち上げた。スタバ開店前日に開催した設立イベントでは加盟店のコーヒー試飲会を行い、村上亜由美会長は「スタバ出店で鳥取の注目度が上がっている。地元も力を合わせて、鳥取のコーヒー文化を高めたい」と話していた。

 こうした「スタバvsすなば」という構図にバトルを仕掛けてきたのが豪州パース生まれのドライブスルー型コーヒーチェーン店「マズバズ」だ。同店は豪州とニュージーランドで約80店舗を展開し、今年3月に埼玉県越谷市に日本初出店した。

 マズバズジャパン(千葉市)によると、「海岸がパースに似ている」(同社関係者)ことから、鳥取砂丘前に国内初のドライブスルー店として2号店を9月に出店する計画だった。

 ところが、今月になってマズバズ側から「申請手続き等に時間がかかっており、オープン日の見込みはたっていない」との連絡が関係機関に入った。

「設計を見直して早期オープンを目指す方向は変わらない」

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