ゲリラ豪雨の場合、特に鉄道と道路が交差するいわゆる「アンダーパス」では、あっという間に道路が冠水してしまうため、近付かないのが賢明です。
そしてもう一点のポイントが車両保険の有効性。
クルマが水没してしまった場合でも車両保険に加入していれば殆どの場合、大雨による水害も車両保険の補償対象になります。
水没してしまうと、前述のとおりエンジンや電気系統がやられてしまい、修理不能の「全損」扱いになるケースが大半。
この場合、契約時に設定した車両保険金額全額(免責無し)が支払われます。
保険を利用すると、通常は等級が3等級下がりますが、大雨による水没の場合は1等級下がるのみ。もちろん、今回のような堤防の決壊による洪水が原因の水没も保障対象となります。
台風シーズンがまだ暫く続くだけに、「備えあれば憂いなし」の精神で「もしも」の災害に備えたいものです。