京野菜で異色のレシピづくり トマト消費拡大目指すカゴメの戦略 (4/5ページ)

2015.9.20 17:09

兵庫県南あわじ市内で行われた食育イベント。トマトの収穫に子供らが挑戦した=平成27年8月(カゴメ提供)

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 当時、九州支店長だった小豆川支店長もその“輪”に加わった。長崎市はトマトケチャップの消費量が全国レベルよりも多いことに着目。関係者と協力し、それにかんぼこを使った特産品である長崎ちゃんぽんとを掛け合わせた「ちゃポリタン」を開発した。長崎ちゃんぽんのチェーン店や全国展開するコンビニなどで発売すると、地元を中心に、新ご当地メニューとして人気を集めた。

 小豆川支店長は「ちゃポリタンはかんぼこ、トマトソース、ちゃんぽん麺と、すべての食材の消費拡大につながった。何より地域の中でそうした輪ができたことの意味は大きい」と指摘する。実際、地元の食品会社が25年3月に発売した袋入り麺は約2カ月で10万食を販売、その後も売り上げを伸ばしているという。

 淡路島をイタリアに?!

 同社によると、関西圏では金額ベースでみた消費量は、京都が生鮮トマトが全国1位で、トマトケチャップで5位。このほかトマトケチャップで和歌山が2位、奈良が7位。一方で、神戸は生鮮トマト36位、ケチャップ46位、大阪は生鮮トマトが41位に止まっている。

そうした実情も踏まえつつ、地域を巻き込んだ新たな取り組みも計画

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