--日本文化の発信にもつながるのか
「インバウンドの外国人旅行者に対して、和太鼓の体験演奏の場も提供している。スタジオのある東京や京都は外国人客が多く訪れる国内1、2位の観光地で、東京には月間数百人が和太鼓体験に参加することもあるほどだ。20年には東京五輪も開かれるため、国立競技場のケヤキの木を手に入れて、和太鼓としてよみがえらせようという計画もある。もし公式行事として採用されれば、全国を演奏して回り日本文化を発信する機会にしたいという思いだ」
--スタジオ作りには騒音対策などコストもかかる
「スタジオでは会員に思いっきり演奏してもらえるように、防音対策を施している。ただ、どのような場所でも楽しんでもらえることが今後の課題になる。そのため、メーカーなどと連携し、音を抑える電子太鼓の開発を急いでいる。高齢者施設や教育施設などに出向き、教えることもできるし、カラオケボックスやゲームセンターなどに設置し、若い人たちに和太鼓演奏を手軽に楽しんでもらえるようにしたい」(小島清利)
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【プロフィル】東宗謙
ひがし・むねのり 立命館大卒。合唱団「若者」で太鼓と出会い、1976年に独立し、音楽の道へ。88年に太鼓センター設立。NPO和太鼓文化研究会理事長、京都経済同友会幹事、日本民族音楽会会員。66歳。長野県出身。
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【会社概要】太鼓センター
▽本社=京都市下京区高辻大宮町113-4
▽設立=1988年2月
▽資本金=5279万円
▽従業員=95人 (パート含む)
▽事業内容=和太鼓スクールの運営、出版・販売・商品開発、和太鼓スクールフランチャイズ事業