日立と米ジョンソンコントロールズが合弁設立 相乗効果狙い空調事業拡大 (1/2ページ)

2015.10.6 06:10

合弁設立で記者会見したジョンソンコントロールズ日立空調のフランツ・サーウィンカ最高経営責任者(CEO、右)と飯塚愼一最高執行責任者(COO)=5日、東京都千代田区

合弁設立で記者会見したジョンソンコントロールズ日立空調のフランツ・サーウィンカ最高経営責任者(CEO、右)と飯塚愼一最高執行責任者(COO)=5日、東京都千代田区【拡大】

 日立製作所と日立アプライアンス、米ジョンソンコントロールズは5日、都内で事業戦略説明会を開催した。日立アプライアンスと米ジョンソンの2社は10月1日に空調事業の合弁会社ジョンソンコントロールズ日立空調を設立し、事業を開始した。同社のフランツ・サーウィンカ最高経営責任者(CEO)は5日の説明会で、「2020年に売上高を現在の50%増の42億ドル(5040億円)まで伸ばす」計画を明らかにした。

 新会社は日立アプライアンスの空調事業を切り離し、設立された。ジョンソンが60%、日立アプライアンスが40%出資。東京に本社を置き、約1万4000人の社員がアジアや欧州、南米など国内外の24拠点で設計や製造を手がける。

 サーウィンカCEOは合弁設立の狙いについて、「両社の強みを融合させ、製品ラインアップを拡充することで、グローバルに成長する空調市場を取り込みたい」と説明した。

 ジョンソンは、高層ビルなど大規模施設、日立は中小規模のビルや住宅向け空調で強みを持つ。製品ではジョンソンがHVAC(暖房・換気・空調)やビル管理システム、日立はビル用のマルチエアコン(VRF)や家庭用エアコンを得意とし、すみ分けができている。

「まずはこれまで日立が手薄だった北米にVRFを売り込む方針」

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