ルンバはこれまで、マッピング技術を搭載したロボット掃除機は展開していなかったわけだが、iRobotのコリン・アングル最高経営責任者(CEO)は980の発表会で、従来のルンバの問題点を「マップが作れなかったこと」と話す。
とはいえ、iRobotも手をこまねいていたわけではない。「15年間にわたり、マッピング技術に取り組んできて、ようやく完成したのが、980に搭載したシステム」なのだという。
しかし、前述のように、マッピングシステムを搭載したロボット掃除機は既に存在する。ルンバ980の何が史上最高なのか? iRobotで、ディレクター、プロダクトマネジメントを担当するケン・バゼドーラ氏に話を聞いた。
ルンバ980のマッピングシステムが、他のロボット掃除機のマッピングシステムとどう違うのか。