東芝リストラ、経営トップが範を示す 再生策の第1弾で半導体に切り込む (2/2ページ)

2015.10.29 06:30

 「システムLSI(大規模集積回路)」については、大分工場(大分市)の画像センサー製造ラインを売却することで、28日にソニーと基本合意した。売却額は200億円程度になる見通し。関係する従業員約1100人に関してはソニーに転籍させる方向だ。システムLSI分野では約160億円の固定費を削減する。

 半導体事業では、2分野の赤字を稼ぎ頭の「フラッシュメモリー」の黒字の一部で相殺する構図だったが、“止血”が実現すれば収益の改善が期待される。再生策の第1弾として半導体に切り込んだのは、室町正志社長の出身母体であることが大きい。東芝はカンパニー制を敷くため、経営トップが範を示すことで各カンパニーの協力を得たい考えだ。

 ただ、改革の“本丸”は前年度に1097億円の営業赤字を計上した家電・パソコン事業。従業員数は3月末で約2万4000人と大規模なだけに、改革を実施した場合の痛みも大きい。新体制の手腕が問われる。

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