店員が持つタブレットに表示された洋服を指で指す買い物客=東京都新宿区の伊勢丹新宿本店【拡大】
日本の国内総生産(GDP)の約7割をサービス業が占めるが、そのサービス業の労働生産性は米国の約6割にすぎないとされる。製造業は自動化と日々の改善活動により生産性を向上させてきたが、きめ細かな消費者のニーズに応えるサービス業ではどうしても労働者のスキルに頼らざるを得ない。店頭で買い物客から頼まれて商品を探しに行っている間に客がいなくなることも少なくないという。
AIは、うまく活用して消費者に満足を与えることができれば、販売機会を逃さずに売り上げを伸ばす生産性向上の切り札となりそうだ。(松村信仁)