トヨタ最高益、収益力断トツも…新興国で伸び悩み 米国頼みの構造に懸念 (1/3ページ)

2015.11.6 06:33

決算内容について説明するトヨタ自動車の大竹哲也常務役員(左)と早川茂専務役員=5日午後、東京都文京区

決算内容について説明するトヨタ自動車の大竹哲也常務役員(左)と早川茂専務役員=5日午後、東京都文京区【拡大】

 トヨタ自動車が5日発表した2015年9月中間連結決算は、売上高が前年同期比8.9%増の14兆914億円と、中間期として8年ぶりに過去最高を更新した。本業のもうけを示す営業利益や最終利益も過去最高となった。ただ、アベノミクス効果による円安進行が業績を押し上げている側面もある。米国頼みの構造は続いており、ここにきて新興国での販売が伸び悩むなど、課題も浮上している。

 「中国の景気減速や原油安の影響がある中近東など(の販売)が弱含んでいるので慎重な見通しを立てた」。トヨタの大竹哲也常務役員は同日の会見で、先行きをこう見通した。

 15年9月中間期は、営業利益が17.1%増の1兆5834億円、最終利益が11.6%増の1兆2581億円。販売台数減などが1150億円の減益要因となったが、米ドルに対する円安など為替変動の影響が利益を3050億円押し上げた。原価改善も進み、大幅な増益を達成した。

 一方、16年3月期の連結業績予想は、売上高を前期比1.0%増の27兆5000億円と、従来予想から3000億円下方修正した。グループ販売の見通しも1000万台と従来予想から15万台引き下げた。営業利益や最終利益は従来予想を据え置いている。

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