人気テーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)」の運営会社ユー・エス・ジェイ(大阪市)が、米メディア大手コムキャスト傘下で、米国の「ユニバーサル・スタジオ」を運営するNBCユニバーサルに買収されることになった。USJの開業当初に前身の米ユニバーサル社が2割超を出資し、運営の主導権を握っていたが、長期低迷に入ってから資本関係を解消した。今回、大株主の米金融大手のゴールドマン・サックス(GS)などから51%を取得するが、復活を支えた独自路線への影響が焦点となる。(中山玲子)
沖縄の新パーク構想
現在、ユー・エス・ジェイが最も力を注ごうとしているのが沖縄の新パーク計画だ。
これまで水面下の事務レベルの交渉で可能性を探ってきたが、今年7月、グレン・ガンペル最高経営責任者(CEO)と沖縄県の翁長雄志知事による初のトップ会談が実現。ユー・エス・ジェイは報道陣に対し新パークを沖縄で計画しており、東京五輪が開催される2020(平成32)年までに開業することを目指す考えを明らかにした。