9月、買収合意を発表した記者会見で、「沖縄の新パーク計画に影響はないのか」と質問されたNBCユニバーサル傘下のユニバーサル・パークス&リゾーツのトム・ウィリアムズ会長兼CEOは「コメントするのは時期尚早。これから調査してお答えしたい」と説明。新パーク構想の行方に不安を残す言いぶりが目立った。
10月に入って、こうした不安を払拭したのが買収合意の会見後初めて姿を現したユー・エス・ジェイの森岡執行役員が「沖縄での新パーク建設の方針に変更はない」と語り、引き続き構想の実現に向け取り組む姿勢を強調したことだ。沖縄県担当者も「ユー・エス・ジェイから計画に影響はないと聞いている。心配はしていない」と説明する。
米パークの関係密に
資本関係の解消後、ユー・エス・ジェイは、NBCユニバーサルとはライセンス契約で結ばれるだけだった。買収によって資本関係でつながり、米国の「ユニバーサル・スタジオ」との関係が深まりそうだ。だが、米ハリウッドやオーランドにあるパークが映画を専門とする一方で、日本コンテンツを多用するUSJや、さらにはブランドやキャラクターも使用しない沖縄の新パーク構想は極めて異質だ。