任天堂などと協力して開発する「ポケモンGO」のように「Ingressをプラットフォームとして様々なデベロッパーがアプリを開発する」(川島氏)ことも想定しているという。プレーヤーが外に出て何かを発見するという本来のコンセプトを崩さずビジネス化を図る上で、Ingressの課金モデルは重要な事例だと言えそうだ。
今後はアプリ内課金を含め様々な形式でビジネス化を進めていく。12月に沖縄で開催される大規模イベント「Abaddon(アバドン)」ではアフターパーティーに優先的に入場できる権利、仮想アイテム、限定グッズをセットにした1200円~1万2000円の「サポーターキット」をインターネットで販売している。ゲームイベント自体はこれまで通り無料。