日立製作所と日立コンサルティングは30日、グローバル展開する国内の製造業向けにコスト削減など構造改革をサポートする「トランスフォーメーション支援サービス」を12月から提供すると発表した。日立グループが取り組んできた構造改革のノウハウを活用し、企業のキャッシュフローの改善も支援する。日立は2020年度に年間300億円超の売上高を目指す。
日立はリーマン・ショック後の09年3月期に過去最大の7873億円の最終赤字を計上した。その後、2桁の営業利益率を目指し、社内で「スマトラ」と呼ばれる構造改革に取り組んでいる。11年度から15年度まで累計4200億円をコスト削減する計画で、この目標を達成する見通しだ。
日立はスマトラを通じて、これまでの業務や作業工程を抜本的に見直し、部門別ではなく、グループ全体を最適化する方針の下、構造改革に取り組んできた。
今後は、これらのノウハウを生かし、売上高1000億円以上の製造業向けに新サービスとして提供する。