ところが、その日に無効チケットを持っていたのは11組。そのうち「なぜ使えないのか」などと厳しいクレームがあったのは2組だけだった。
同社の森岡毅執行役員は「大半は、使えないチケットとわかって持ってきていたようだ」と話す。
なぜ、わざわざ持ってきたチケットが無効になったのにほとんどトラブルにならなかったのか。森岡執行役員は「すでに使えないと分かったチケットに返金の動きがあった」と打ち明ける。
同社は転売チケットを無効化すると同時に、転売業者に「購入したチケットを無効化した。無効化を知りながら転売すれば刑法で詐欺罪に問われる」と警告文を送付し、転売先に返金することを呼びかけていた。 これを受け、7~8割は返金されていたと同社はみている。