東芝医療機器子会社、日立が買収検討 “優良事業”争奪戦、金額高騰も (2/2ページ)

2015.12.31 06:47

 東芝のヘルスケア部門の16年3月期の連結売上高は4400億円、営業利益は150億円を見込む。主要事業の中で、唯一黒字を確保する見込みだが、財務体質の悪化を受け、優良子会社でもある東芝メディカルの売却を決断した。

 同社をめぐっては医療機器のシェアを高められる好機とあって3強のほか、内視鏡事業で以前に同社と提携関係にあった富士フイルムホールディングス(HD)、米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)なども高い関心を示しているもよう。

 東芝の室町正志社長は売却額について「数千億円になる」との見方を示すが、優良事業だけに争奪戦が激しくなりそうだ。

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