軌道に乗ってきたのは、20年に「ゲリラ雷雨防衛隊」を始めたころからだ。急激に発達した積乱雲による局所的な大雨は、気象庁の観測網では「予測困難」(同庁)ともされた。
しかし、参加型予報なら、実際に豪雨に遭遇した人からの情報で、30分後に豪雨となる地域にアラームを鳴らせる。予報の確度は「8割弱」に向上した。現在は1日2万~3万通のリポートが届く。
ただ、全て正確だと言えるのか。
参加型予報について気象庁はおしなべて消極的だ。観測部の担当者は「観測値が正確であればあるほど正確な予報が出る。正確な予報を出すために観測値は何時何分何秒、緯度経度単位での正確さが必要」と説明する。