タカタ支援に“日の丸連合” 部品安定供給へ出資検討、技術の流出も懸念 (2/3ページ)

2016.1.4 06:37

タカタの高田重久会長兼社長

タカタの高田重久会長兼社長【拡大】

 一方で、タカタはエアバッグやシートベルトで高いシェアを持つ。安全部品は品質や信頼性が重要で、他社製品に切り替えにくく、タカタの経営が行き詰まれば自動車メーカーへの影響も避けられない。「海外企業が買収し、技術が流出する」(メーカー幹部)との懸念もある。

 このため、タカタの経営危機に備え、各社がリコール費用の求償を複数年に分けて行うことや、部品の納入価格の値下げ要請を見送ることと合わせ、出資案が浮上。タカタと取引が多く、1.2%を出資するホンダのほか、タカタ製品を採用するトヨタ自動車や日産自動車など他メーカーからも「ホンダが支援を決断すれば協力する」(幹部)との声が出ている。

 各社は11年の東日本大震災で自動車部品の供給が滞った半導体大手ルネサスエレクトロニクスにも共同出資した経緯がある。

ホンダもタカタのリコール対応や情報提供などに不信感

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