日本企業、長寿の秘訣は? 経営環境激変 「100周年」2000社超 (2/5ページ)

2016.1.4 06:35

 東京商工リサーチによると、100年前の1916(大正5)年は、第一次世界大戦中の「大戦景気」を背景に、製鉄業や造船業、海運業など日本の基幹産業が好景気に沸いた時代で、「成り金」という言葉が広がったという。一方、日本最初の労働者保護法である工場法が施行された年でもあった。

 450周年の西川産業は、初代西川仁右衛門が19歳のとき近江国蒲生郡南津田村で商売を始めたのを創業年と定めている。いわゆる“近江商人”に始まり、「蚊帳」「弓」を販売。1887(明治20)年前後から商品に「布団」を加えた。現在は、グループ会社として、西川産業(旧東京西川)、西川リビング(旧大阪西川)、京都西川、西川(後に一部は心斎橋西川となる)、昭和西川などに分かれている。

 400周年の「ヒゲタ醤油」は、大坂夏の陣の翌年に当たる1616(元和2)年に、下総の国・銚子の豪農、第3代田中玄蕃が、銚子でしょうゆの醸造を始めたのが創業で、関東で最古のしょうゆ業。1976(昭和51)年に現社名となった。

「日本的な家族経営や終身雇用、年功序列制が長寿企業を生み出している」との指摘も

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