多くの歴史ある企業の特徴は、衣食住に関わるか、素材関連が多い。西川グループは、生活に欠かせない布団、ヒゲタ醤油は日本の食生活に必須の調味料という分野で、一定の地位を築いてきた強みがある。
独自性や終身雇用
一方で、耳慣れない企業といえば「ユアサ商事」だ。1666(寛文6)年、京都に炭の販売業として端を発し、現在は東京に本社を置く。
現在の売上高4400億円のうち工場関連部門が6割、残りを住宅関連部門が占める。工作機械の取扱金額では日本国内トップ。同業他社の中で、同社だけが1割強のシェアを維持しているなど、独自性が特徴ともいえる。特定分野で一定の地位を得ていることが、存続の条件のようだ。
ただ、こうした見方とは別に、「日本的な家族経営や終身雇用、年功序列制が長寿企業を生み出している」との指摘もある。