--弁当など総菜の“中食構造改革”の狙いは
「業界首位のセブン-イレブン・ジャパンとの差は中食にあると思っている。店舗数で肩を並べただけではなく、売り上げを伸ばす必要がある。そのためには、自主企画商品で差別化につながる中食は重要。経営統合で規模が拡大することでドミナント(特定地域の集中店舗展開)形成が進み、チルド商品も常温商品も作る総合工場から、チルドと常温は別々の専門工場で作られるようになり、生産性も向上する。改革を進めて、まずは差を詰めて将来的には追い抜きたい」
--海外の出店戦略は
「アジアでは、中国、台湾、ベトナム、タイ、インドネシア、フィリピンと進出しているが、いずれも人口が多く出店余地は大きい。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)の大筋合意で、マレーシアやベトナムで小売業に関する規制緩和がなされるということはポジティブに捉えている」
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【プロフィル】中山勇
なかやま・いさむ 東大農卒。1981年伊藤忠商事入社。常務執行役員食料カンパニーエグゼクティブバイスプレジデント兼食糧部門長などを経て、2013年ファミリーマート入社。同年5月から現職。東京都出身。