日産自動車のカルロス・ゴーン社長【拡大】
--国内生産への回帰を進める
「円安で(輸出)競争力のある水準なので、国内生産の基準とする100万台は年内に達成できると思う。主力生産拠点の日産自動車九州はフル稼働で、米国向けスポーツ用多目的車(SUV)『ローグ(日本名、エクストレイル)』を生産している。米国で最も売れている車種なので増産が重要だ」
--20年をめどにした中期的な計画は
「(走行時に温室効果ガスを排出しない)電気自動車(EV)は、地球温暖化対策で重要な役割を果たす。他社に先駆けて投資しているが、20年にはさらに集中している。自動運転でも同様に先行していきたい。20年には投資の成果が出るだろう」
--ルノーの最高経営責任者(CEO)も兼務するが、後継体制への考えは
「日産、ルノー両社の株主の信任を得ている限りは経営にあたりたい。ただ、現行体制は継続しないと思う。将来的には各社1人ずつの経営に移行し、日産の後継者には日本人が望ましいと考えている」