“日の丸液晶”生き残るカギは? なりふり構わぬ中国増産…供給過剰の恐れも (2/5ページ)

2016.1.11 07:14

シャープの亀山工場=三重県亀山市

シャープの亀山工場=三重県亀山市【拡大】

 一方で、台湾・鴻海精密工業とも交渉している。関係者によると、鴻海は現在の事業価値に50%を上乗せして最大2500億円の出資を提案しているという。

 最終的には、シャープは主力取引銀行の思惑も踏まえて判断するとみられる。

 生産設備の選別も

 JDIが、シャープの液晶事業の買収に動くのは技術力を必要としているからだ。そもそも液晶は、シャープが電卓の表示装置として世界で初めて実用化した技術で、その後もカラー化や高画質化などでリードしてきた。

 JDIは、ソニーや日立製作所、東芝の3社が液晶事業を統合して設立。タッチセンサーをパネル内に組み込んだインセル型の技術を駆使して、シャープの得意先だった中国のスマートフォンメーカーを切り崩したJDIだが、高精細・低消費電力が特長のシャープの独自液晶「IGZO(イグゾー)」技術などを高く評価しており、シャープの先端技術を担う亀山工場(三重県亀山市)の技術者や生産設備を中心に取得を目指すとみられる。

ただ、日の丸液晶が誕生したとしても…

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