約8300枚の太陽光パネルが敷き詰められた藤沢町発電所=岩手県一関市【拡大】
JAICは14年2月、高知県東洋町(出力2メガワット)を皮切りに、昨年2月には福島県いわき市(同2.2メガワット)、7月には三重県松阪市で(同1.9メガワット)メガソーラーを立ち上げた。高知はJAICが単独で開発、福島は丸紅と協業したが、松阪は投資先の太陽光発電事業開発のリニューアブル・ジャパン(RJ、東京都港区)と手を組んだ。
今後は、宮城県気仙沼市(同1メガワット)や熊本県錦町(同2.3メガワット)、三重県亀山市(同1.3メガワット)が近く完成し、16年3月までに順次稼働を始める。さらに静岡県伊豆の国市(同11.3メガワット)では16年12月、奈良県吉野町(同29メガワット)でも17年の稼働に向け準備を進めている。
JAICは、12年の国の再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の導入を受け、翌13年にメガソーラー事業に参入。原油などの化石燃料は需給による国際的な価格変動や為替の影響を大きく受けるリスクがあるが、下村哲朗常務は「日射量などの変数の試算は比較的容易。原材料としてみた場合の太陽光の価格はゼロで、相対的にプロジェクトのリスクは小さい」と判断した。