住商、ニッケル安で減損770億円 マダガスカルの開発事業打撃 (2/2ページ)

2016.1.14 05:00

 アンバトビーは世界最大規模の鉱石採掘から地金生産までの一貫生産事業で、カナダ資源開発会社シェリット・インターナショナルなどと07年にスタート、昨年9月に完工した。

 政変や機材高騰、約2年間の完工の遅れが響き、総事業費は想定の2倍近くの72億ドル(約8500億円)にのぼった。

 住商は一昨年の米シェールオイル開発失敗で巨額の減損損失を計上し、15年3月期に16年ぶりの最終赤字に転落。今期は非資源事業が堅調で、「巡航速度に戻る」(住商幹部)と言明していた。

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