トヨタ自動車は3日、国内の部品工場8カ所の稼働を休止すると発表した。休止は8日のみで9日から輸出向けラインを中心に稼働する見込み。グループの愛知製鋼知多工場(愛知県東海市)で1月に起きた爆発事故の影響で、トヨタ本体の国内12工場のうち完成車組み立て工場4カ所は8~13日の生産休止が決まっているが、エンジンなどをつくる部品工場にも波及した。
事故でエンジンなどに使う特殊鋼の供給が滞っていることに伴う措置。特殊鋼を使わないラインもある部品工場は、休止を1日にとどめて影響を最小限に抑える。
トヨタ本体の国内全工場が休止するのは平成23年の東日本大震災以来。生産休止がグループも含めて組み立て工場計16カ所に加え、トヨタ本体の部品工場にも広がったことで、下請け企業への影響が拡大しそうだ。
昨年12月に発売した新型「プリウス」は注文から納車まで3~4カ月かかる人気で、トヨタは全工場が再開する15日以降に挽回生産を行う計画だ。一方、愛知製鋼は3日、知多工場の爆発事故が起きた生産ラインの再開が、3月29日になるとの見通しを発表した。