米IT(情報技術)大手グーグルから独立したナイアンティックが開発した位置情報ゲーム「Ingress(イングレス)」も、自治体が観光客誘致に活用するなど、新しい利用者獲得が期待されている。
イングレスは、世界中の参加者が緑と青の2チームに分かれ、実際の街のシンボルや史跡といった「ポータル」と呼ばれる拠点を訪れることで、陣取り合戦をするゲーム。13年11月のリリース以来、世界で1400万回以上ダウンロードされているという。歩き回るのでダイエットにもなると人気だ。
地域の魅力発見も
神奈川県横須賀市は14年12月から市内でゲームを楽しむための攻略サイトを公開。15年10月のイベントには約2000人が参加した。担当者は「市外から複数回訪れる人が増えた。ゲームを通して職員と利用者との交流も深まり、地域の魅力発見にもつながった」と話す。
ナイアンティックによると、岩手県、宮城県石巻市、同県女川町、長野県上田市などが観光事業に活用しているという。