記者会見するジャパンディスプレイの本間充会長兼CEO=8日、東京・日本橋兜町の東京証券取引所【拡大】
中小型液晶大手、ジャパンディスプレイ(JDI)の本間充会長兼最高経営責任者(CEO)は8日、台湾・鴻海(ホンハイ)精密工業の傘下で経営再建を目指す方向のシャープとの事業統合が不透明になったことについて、「一喜一憂はしていない」と述べ、単独での事業強化を進める考えを示した。
その一方で、シャープ液晶事業の「日の丸連合」入りに“赤信号”がともる事態に、本間会長は「日本連合で戦うべきだと思う」と指摘。大株主の官民ファンド、産業革新機構とシャープの協議の行方を「静観する」としながらも、「統合の話が来れば、1足す1が2以上になる」と述べた。
シャープは、産業革新機構から出資を受け入れ、液晶事業をJDIと統合する案を模索していたが、鴻海の支援を受ける方向で最終交渉を進めている。