電力小売り事業への参入を表明していた札幌市の生活協同組合「コープさっぽろ」は16日、料金プランなどの詳細を発表する。子会社の「トドック電力」(札幌市)を通じ、組合員向けに北海道電力より割安な電気を供給する見通し。
コープさっぽろは今月9日に、電気とのセット契約を想定したスマートフォンの販売も発表した。スマホや灯油と電気の契約を組み合わせることで割引率を引き上げ、顧客の取り込みを目指す。
北海道では、北海道ガスがガスの大口顧客ほど割安になる電気料金のプランを発表するなど、新規参入の動きが広がっている。