バッドロケーション戦略で地域活性化 バルニバービ・佐藤裕久社長 (2/2ページ)

2016.2.18 05:00

 --多くの種類の店舗を出店している

 「カフェのほか、イタリアン、和食、バー、スイーツなど64店舗を出店している。決められたマニュアルやシステムで管理するのではなく、各店舗の店長が経営者と同様のスタンスで、自分が行きたいと思う店をつくって運営している」

 --成長戦略について

 「バッドロケーション戦略で、周辺の環境価値を向上させる店舗開発を進めていく。これまでの繁盛店をつくってきた実績で物件価値を向上させ、街を活性化させたい。商業施設からの誘致や、行政、大学、海外ブランドから依頼が増え、好条件の出店が可能になっている。2020年の東京五輪・パラリンピックに向けては、鹿屋体育大学との産学官連携プロジェクトとして、スポーツ栄養学に基づく健康バランス定食を提供するアスリート事業の拡大も視野に入れている。今後もグループ全体で、年間15店舗程度の出店を目指していく」(佐竹一秀)

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【プロフィル】佐藤裕久

 さとう・ひろひさ 神戸市外大中退。アパレル会社を経て、1991年9月バルニバービ総合研究所(現・バルニバービ)を設立し、現職。54歳。京都府出身。

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【会社概要】バルニバービ

 ▽本社=大阪市西区南堀江1-14-26

 ▽設立=1991年9月

 ▽資本金=3億9225万円

 ▽従業員=685人(2015年10月末時点、アルバイトを含む)

 ▽売上高=66億4200万円(15年7月期)

 ▽事業内容=飲食店の経営・運営企画

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