創業者一族で経営権をめぐる争いが続いているロッテホールディングス(HD)が6日、東京都新宿区の本社で臨時株主総会を開く。総会の開催は昨年8月17日以来約5カ月ぶり。創業者の重光武雄名誉会長(93)の次男で副会長の昭夫氏(61)ら現経営陣の一掃と、武雄氏と自らの復帰を求める長男で前副会長の宏之氏(62)の株主提案が過半数の信任を得られるかが焦点だ。前回はわずか15分で現経営陣が株主の過半数の信任を得て完全勝利しており、宏之氏が一矢報いるにはロッテHDの第2位株主の従業員持株会の支持を得られるかが鍵となる。
「正しいことをしているので勝つと信じている。経営権問題を早期に収拾させることが私の使命だ」。2月12日の会見で、宏之氏はこう語気を強めた。
昨年8月の総会後、いったんは終息したかに見えた騒動だったが、10月に入り宏之氏が反撃に出て再燃した。宏之氏は、武雄氏の意を受ける形でロッテHDの筆頭株主である資産管理会社「光潤社」の取締役から昭夫氏を解任し、社長に就任。11月には不当に取締役を解任されたとして、約6億2000万円の損害賠償請求訴訟を東京地裁に起こすなど活発な動きを見せている。