ホンダ新型FCV、先行トヨタに対抗 初の5人乗り、3分で水素充填 (1/3ページ)

2016.3.11 07:42

新型FCV「クラリティフューエルセル」を披露するホンダの八郷隆弘社長=10日、東京都港区のホンダ本社
新型FCV「クラリティフューエルセル」を披露するホンダの八郷隆弘社長=10日、東京都港区のホンダ本社【拡大】

 ホンダは10日、約3分の水素充填(じゅうてん)で約750キロ走行する新型燃料電池車(FCV)「クラリティ フューエルセル」を発売した。燃料電池システムを小型化し、セダンのFCVで初めて5人乗りにした。初年度は自治体などへのリースで展開し、約200台の契約を計画する。

 FCVは水素と酸素の化学反応で発生する電気で走り、走行時に二酸化炭素(CO2)を排出しない「究極のエコカー」とされる。トヨタ自動車が2014年に4人乗りのFCV「ミライ」を発売しているが、新型クラリティは燃料電池システムを車体下部からボンネット内に移して車内空間を広げた。1回の充填で走行できる距離はミライよりも約100キロ延ばして差別化を図った。

 年内に米国や欧州に投入し、17年にも国内で一般販売を始める方針。希望小売価格は766万円だが、国や地方自治体の補助金を使えば実質負担は500万円を切る見込みだ。

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