日本への導入に伴い、ヒュンダイは栃木・日光のいろは坂や富士山、2000メートル以上の山岳道路の走行試験を繰り返し行い、日本の旅行会社やドライバーの意見を聴いて改良を続けた。低燃費、低コストにも配慮し、顧客のニーズに応えてきたいう。
ただ、韓国メディアのヒュンダイへの絶賛ぶりとは裏腹に、業界関係者が分析した実情は少々違うようだ。ここ数年、訪日外国人の増加や東京五輪開催決定により、大型観光バスの需要が急増している。
日本メーカーは作っても作っても納車が追いつかず、その結果、ヒュンダイから購入しているケースが出ているとみられるからだ。
三菱ふそうなど日本勢は「五輪前までは高水準の受注が続く」とみて、期間従業員を含む作業員の増員や休日出勤、残業の増加などで増産体制を強化する構え。ヒュンダイの大台乗せも一過性の可能性があり、浮かれてはいられない。