移動費を安く済ませられるとその分、旅先で買い物やレジャーにお金を使うことができる。そうしてみると、LCCを利用するアジアからの訪日客の“爆買い”を底支えしているのはLCCの低価格ともいえる。それだけでなく、最近はビジネス客も経費削減のためLCCを利用する機会が増えているという。
関空を拠点にするLCC、ピーチ・アビエーションの井上慎一最高経営責任者(CEO)は「ピーチの顧客には香港の富豪もいる。彼らは『移動にお金をかける意味がない』と言っている。LCCの客層は広がりを見せており、可能性は大きい」と話す。
格安の理由…遅延頻発も保証なし
実際、LCCは世界中で急成長している。
国際航空運送協会(IATA)によると、2014年の国際線の旅客数ランキングでトップはアイルランドのLCC、ライアンエアーの8637万人。2位がイージージェットの5631万人だった。3位にようやくドイツ大手のルフトハンザドイツ航空が4824万人でランクインした。