関空にフランス流? エアロプラザ大規模改修へ「仏バンシ」ノウハウ導入 (1/2ページ)

2016.3.29 11:26

 4月から関西国際空港と大阪(伊丹)空港を運営する関西エアポートが、関空島内の複合施設「エアロプラザ」の大規模改修に乗り出すことが28日、分かった。商業施設を拡充した上で、深夜・早朝便の旅客向けのトランジット(乗り継ぎ)ホテルを整備する。投資額は総額で最大100億円規模になる見通しで、運営権を引き継ぎ次第改修に着手する。オリックスとともに、関西エアポートに出資する仏空港運営会社バンシ・エアポートの運営ノウハウを導入する。

 エアロプラザは、鉄道の関西空港駅からみて関空の第1ターミナルの反対側にあり、地下1階、地上11階建て。延べ床面積は約6万5千平方メートルで、第1ターミナルとは連絡通路で結ばれる。

 開港2年目の平成7年開業で、当初は高島屋が運営する百貨店とホテル関西空港(現ホテル日航関西空港)を中核テナントとしていたが、売上高が低迷した百貨店は16年に閉店した。

 その後の大型テナントの入居はなく、ホテルと飲食店などが営業。百貨店の不振は関空の旅客数が低迷したことに加え、鉄道駅と第1ターミナルとの旅客の流れの外にあることが影響したとみられる。

安価でしっかり仮眠できる宿泊施設の設置を望む声

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。