神奈川県が川崎市川崎区で建設を進めていた再生・細胞医療の産業化拠点「ライフイノベーションセンター(LIC)」が完成し、11日、報道関係者に公開された。
LICはバイオベンチャーなどによる研究成果を迅速に実用化へと導くもので、施設は4階建て、延べ床面積は1万6000平方メートル。1階は細胞培養のための大型装置の設置も可能とした。2階には診療所、3、4階には大小さまざまな研究室を設け、医療機関や企業の研究機関などを誘致する。
すでに富士フイルム子会社のセルラー・ダイナミクス・インターナショナル・ジャパン(東京都港区)、VICXセラピューティクスやグリーンペプタイドなどのバイオベンチャーをはじめ、13の企業や団体がLICへの入居を決めている。
また同日、川崎市と慶応義塾大学は研究・教育活動の推進に関する連携協定を締結した。慶大はLICがある川崎区殿町地区に「殿町タウンキャンパス」を開設。ライフサイエンス分野に関する成果発表などを通じ、国内外からの企業や研究機関を川崎に呼び込む。