解答や理解度などを収集、蓄積、解析し、指導内容を個人に最適化させるキュビナ【拡大】
学習塾を運営するCOMPASS(コンパス、東京都世田谷区)は、同社が開発した人工知能(AI)型タブレット教材「Qubena(キュビナ)」を桜丘中学校(東京都北区)で用いたところ、受講者全員の成績が向上したと発表した。
同中学校の1年生8人を対象に、3月下旬に開講された春期講習の数学でキュビナを活用した。各生徒の解答や理解度などを収集、蓄積、解析し、指導内容を個人に最適化させる仕組み。一人一人の理解度向上のために最適な問題を出し続けるシステムで、これまでにない効率的な学習支援をする。
受講開始前と最終日の試験結果を比べると、平均で10点、最高で28点の上昇がみられた。