また、どんなに設備をよくして、ルールを強化しても絶対に事故が起きないといえない。そこで必要になってくるのが、明確な理由と説明するプロセスだという。
「一方的にルールを押し付けても、忙しく働く従業員は少しでも機能的に業務を行いたいと思うものです。「やりなさい」ということは簡単ですが、その明確な理由をはっきりと示すことが重要です」
現場で働く仲間を信用し、上司はしっかりと部下をみて、常にコミュニケーションを図ることも大事だと語る。「気を付けてね」のひと言をかけるだけでも、いっきに危険のリスクが減るという。
「どんなに気を付けていても、事故がなくなることはありません。しかし、どうやってリスクを減らしていけるかを考えることは可能です。“新しいルールができたから今日から守ってください”と言うだけでは、現場で働く人たちに通用しません。大事なことは、安全で働くことの重要性を毎日繰り返し伝えることです」と平山氏は語った。
2年以上も無事故・ゼロ災害が続いている岩槻工場でも、今日起こらないのだから明日も安全だという保証はどこにもない。
安全で高品質な製品を消費者に届けるためにも、CCEJはこれからも従業員の命や健康を守る労働安全の取り組みを継続していく。