熊本県で最大震度7を観測した地震で、自動車メーカーのホンダなど多くの企業が製造拠点を構えている県内では14日夜、地震発生直後から担当者らが従業員の安否、工場・事業所の被災状況などの確認に追われた。
自動車メーカーのホンダは、二輪車を生産する熊本製作所(熊本県大津町)を持つ。担当者は「状況を確認中」と慌ただしく答え、被害状況の確認を急いだ。このほか、福岡県に生産拠点のあるトヨタ自動車や、大分工場(大分県中津市)のあるダイハツ工業も被害の有無を調べている。
パナソニックは熊本県和水町の工場で電子部品を生産しており、「被害の状況や従業員の安否などを確認している状況」(広報担当者)という。
日立造船は、熊本県長洲町に環境装置やプラントなどの主力工場を持つ。本社機能の一部移転として今年1月に研究開発拠点を設置したばかりだった。広報担当者は「現地は震度5と聞いているが、被害状況や従業員の安否は確認中」と情報収集に追われている。